加西の酒米と気候風土で造る純米酒
加西の酒蔵「富久錦」は、1839年創業。
地元加西市でとれる良質のお米だけを原料に、ごく少量の純米酒のみを醸造。
お伺いした日は、木桶のメンテナンス作業「こもり」の真っ最中。
シーズン中活躍してくれた木桶を次の酒造りの季節までキレイに保つため、
100℃近いお湯を溜めた後、湯を抜き、アルコールでカビの発生を
抑えるのだそう。「手間はかかりますが、こういう作業が楽しい」と、
第八代目当主稲岡敬之さん。
この度「インターナショナルワインチャレンジIWC2023」で
『祝泡 純米スパークリング』
『特別純米 山田錦』
『純青 山田錦 生酛特別純米』の3銘柄が入賞。
「Kura Master2023クラシック酛部門」で「朔R03BY」が「審査員賞」を受賞されました。
おめでとうございます。
木桶で仕込むのは、寒さが厳しい12月と1月終わりの2回だけ。
「ホウロウと違い温度管理が難しいですが、木製のカイ棒を使うなど
楽しみながら仕込んでいます」
お問い合わせ先:富久錦株式会社
TEL 0790(48)2111