兵庫 食の応援団

「全国学校給食甲子園」で、兵庫県は3回も優勝!

「全国学校給食甲子園」は、子どもたちの健やかな成長と健康アイデアや

栄養バランスの工夫を競う全国大会です。2006年から毎年行われているこの大会で、兵庫県はなんと計3回も優勝。

2018年に養父市、2019年は丹波篠山市、2022年には宍市。

優秀賞や特別賞などを含めれば、兵庫県は、ほぼ毎年のようにその名を上位に連ねています。今回お話を伺ったのは、食と健康に関する様々なソフト開発を行いながら、学校給食の現場を支える株式会社夢工房の代表・田中裕子さん。献立の栄養価や主材料の重なり、アレルギーバランス、原価計算、食品の入れ替え検討による対応項目などが瞬時に自動計算される給食管理ソフトは、今や全国の学校施設に導入されていますが、「やはり地元兵庫が頑張ってくれると嬉しい」と、微笑む田中さん。「全国的に見ても、兵庫県は本当に食の豊かな県であることを実感しています」。

 

 

 

「全国学校給食甲子園」では、その地域ならではの食材を用いて、実際に提供した給食献立で競争します。2018年に優勝した養父市給食センターの献立は、「浅黄豆入り古代赤米ごはん、白身魚のマヨネーズ焼き~朝倉山椒ソース~、八鹿豚とやぶ野菜の豚汁、畑ヶ中の富有柿」など。2019年の丹波篠山市は「丹波篠山黒豆ごはん、寒ざわらのデカンショねぎソース、ふるさと野菜のゆずマヨネーズあえ、天内いも入り根菜ぼたん汁」など。そして、2022年の宍粟市は「紫黒米ごはん、さわらのしょうゆ麹ソース、切り干し大根のサラダ、野菜と豆乳のクリームスープ」など、地域に古くから伝わる発酵文化を生かし、発酵食品を取り入れた地産地消メニューが、1249件の応募献立の中からもっとも優れた内容として選ばれました。

「地元で取れたものは、何より新鮮で身体にもよく安心ですし、子どもたちが、自分たちの住むところでこんなものが採れるんだ、と知ることができるのもいいですよね。これからも、兵庫ならではの食の豊かさを発信していくお手伝いをしていきたい」との言葉に、田中さんの地元への想いが伝わってきました。

 

 

株式会社夢工房では、学校給食のみならず、企業の社員食堂などの

産業給食や保育園、児童福祉施設の献立管理ソフト、栄養指導、メ

タボ対策、スポーツ栄養ナビ、メニュー開発・管理支援など様々な

ソフト開発を手がけておられます。

 

 

株式会社夢工房

兵庫県神戸市中央区雲井通2-1-9

TEL 078 (291)7128

https://www.yumekobo.jp/