「和食」と「SAKE」 日本の食文化の豊かさと素敵を伝える会 ご報告
2024年2月14日、神戸酒心館に兵庫県の日本酒の蔵元さんやその周辺の方がた90名余りにご参加いただき、『「和食」と「SAKE」日本の食文化の豊かさと素敵を伝える会』が開催されました。
「人生100年時代」というフレーズが、当たり前のように使われるようになりました。 好みのお酒を、体を壊すことなく生涯楽しく飲み続けたいと誰もが考えていると思います。
幅広い食と親和性の高い日本酒ですが、とくに和食は日本人の生活の中で古くから受け継がれてきた食文化。世界でもその健康性が注目され、日本酒もまた和食に合う「SAKE」として注目を浴びています。近年では、働き方の多様化や高齢化などにより、和食文化の継承が難しくなっていますが、次の世代を担う若い人たちには、和食やお酒を自分たちの心や暮らしを楽しくしてくれるものの一つとして受け入れてもらえたらいいなと思うばかりです。また、豊かな海と山の幸に恵まれた、食の宝庫「兵庫」に住む幸せを実感し、分かち合い、大切にしていただけたらと願います。
今回のイベントでは、日本酒の楽しさ、奥深さを伝えるとともに、伝統食材であるこうや豆腐の新たな可能性の提示、海外の方にも受け入れてもらいやすいレシピのご紹介、
また、兵庫県多可郡多可町にある「マイスター工房八千代」の地元食材を生かした大人気の巻きずし、麹を皮に使って仕込んだ、神戸南京町「老祥記」の豚まんなど、兵庫が誇るとっておきの美味しいものもご用意。
「和食」と「SAKE」のマリアージュを楽しむ笑顔のひと時となりました。